いちおし商品

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小硯箱(すずりばこ)

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硯箱とは?
硯箱は硯や筆、小刀といった文房具を納める目的で利用された箱です。日本では平安時代から制作され、使用されるようになったと考えられています。硯箱は主に漆工芸の技法を用いて装飾され、蒔絵や螺鈿といった技法をふんだんに利用した華麗な作品が数多く生み出されてきました。箱の外面だけではなく、蓋の裏や箱の内側そして水滴や硯、筆などの内容品にも統一されたデザインが施されているのが特徴です。
変遷する硯箱
蒔絵を駆使し『古今和歌集』や『源氏物語』といった日本文学を表現した作品の登場により、硯箱の黄金時代は室町時代と言われています。その後桃山、江戸、明治、そして現代へと硯箱は継承されてきました。その時代ごとの技法や表現を取り入れ、多様な硯箱が生み出されました。特に江戸時代になると、本阿弥光悦や尾形光琳など個人作家の名品が表れるようになりました。模様としては田植など庶民の姿を描いた作品や、人物や昆虫などを写実的に描いた作品が登場しました。また技法・材料においても、江戸時代以前には使用されなかったものが取り入れられました。
新しい表現の獲得に挑戦した江戸時代の硯箱には根強いコレクターが存在しています。本作品は江戸時代に作られた硯箱です。本作購入をきっかけに、全時代の硯箱をコレクションされてはいかがでしょうか?

0120-79-3989

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寺院などで使われていた仏具など探しております。宗派など指定はございません。お気軽にお問い合わせください。

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